生き物を学べるおすすめ漫画

地球上にいる多種多様な生物の中には、驚きの生態を持つものもいっぱい!

生き物の知識が増えるほど、自然観察や動物園などで楽しめるとわかってはいるものの、図鑑を読んで覚えるのは大変だし、親子で何から学んだらいいかわからない…。

そんな方には漫画で生き物を学ぶのが、読みながら楽しく知識を得られてオススメ!

生き物を学べるおすすめ漫画をご紹介します。

みみずく
みみずく

我が家の長男も6歳くらいから愛読している漫画ばかりです!

生き物を学べるおすすめ漫画

生き物を学べる漫画の中には、目に見えない小さな菌から、今では絶滅してしまった巨大な恐竜まで、登場する生き物も多種多様!

過去に完結した人気漫画や現在も連載中の漫画、一方で、1冊完結の漫画やゆるい4コマ漫画などいろいろあるので、お子さんの年齢や興味にあわせてどうぞ。

天地創造デザイン部

天地を創造した神は、下請け会社の「天地創造社」に生き物製作を依頼。わがままな神様からのオーダーを受け、天地創造社のデザイナー&クリエイターが四苦八苦しながらも、個性的な生物を創り出していくコメディー漫画。

デザイン部のメンバーのアイディアを通して、実際にいる生物について「なぜこの生き物はこんな姿なのか」「なぜこの生き物はこんな生態なのか」が見えてきます。

みみずく
みみずく

最初の神様のオーダーは「高い場所にある葉を食べられる生き物」。空を飛ばせるには筋力が必要、首を長くしただけだと頭に血が足りなくて倒れる……。すべての問題を解決して、生まれた生物の形状に「なるほど!」と納得の嵐!

へんなものみっけ

市役所から出向してきた薄井は、鳥類研究者の清瀬と衝撃的な出会いを果たす。以来、個性的な研究者たちに振り回されながらも、薄井は「へんなもの」の世界に魅了されていく…。

「気になるもの」「好きなもの」を追い求める研究者たちの日々を通して、博物館の裏側がわかるミュージアムコメディー。

みみずく
みみずく

これを読むと博物館の見え方が変わります! 「生き物が好き」「研究者になりたい」と考えるお子さんにオススメの漫画。

マグメル深海水族館

東京湾の水深200メートルにオープンした水族館「マグメル深海水族館」を舞台に、清掃員アルバイトの主人公が、深海生物や飼育員たちとのやりとりを通して成長していく姿を描く。

ガラスの向こうに現れる巨大なダイオウイカなど、架空の水族館でありながら「行ってみたい!」と思わせる魅力が盛りだくさん。さまざまな深海生物が紹介されるので、深海がどんどん好きになります。

みみずく
みみずく

深海という過酷な環境で生きる深海生物の形状や生態のすごさを、この漫画を通して知ることができます。

ディノサン

恐竜の生き残りが発見され、遺伝子操作によって繁殖に成功した世界。経営難に陥った恐竜の動物園「江ノ島ディノランド」を舞台に、飼育員たちが恐竜の飼育や展示方法について、悩み奮闘する姿を描いた作品。

恐竜の生態や恐竜の飼育方法がとてもリアルで、恐竜について深く学べるとともに、「恐竜であろうと動物であろうと、命に向き合うという意味」について考えさせられます。

みみずく
みみずく

恐竜好きにはたまらない作品! もしも本当にディノランドがあったら、という妄想が止まりません。

珍獣のお医者さん

犬・猫以外の動物たち「エキゾチックアニマル」を専門にしている月光動物病院。そこで働くことになった新人獣医師の青年が、院長のもとでエキゾチックアニマルの治療方法を学んでいく姿を描く。

甲羅が割れた亀をラップでくるんだり、犬や猫とは違う治療方法に驚きいっぱい!

治療を通して「この動物ってこういう生態だったんだ!」とあらためて学べます。

みみずく
みみずく

犬や猫と同じようだと思っていたペットのウサギ。そのウサギを診察するむずかしさというものを、この漫画で初めて知りました!

ゆるゆる図鑑シリーズ

生き物の生態やそれを取り巻く環境について、ゆる~い4コマ漫画で学ぶことができる新感覚図鑑シリーズ。

第1冊目「ゆるゆる深海生物図鑑」からはじまり、現在12冊が発行されています。

「外来生物図鑑」や「アマゾン図鑑」、「クラゲ・プランクトン図鑑」など、他ではなかなか見られないところもポイント!

みみずく
みみずく

ゆる~いかわいいイラストなのでお子さんでも読みやすく、知識もバッチリ身につくという優れもの!

わいるどらいふっ!身近な生き物観察図鑑

「どんぐりを埋めた場所を忘れるリス」や「名前がハンサムという意味を持つアズマヒキガエル」など、意外と知られていない生き物たちのクスッと笑える生態を、かわいらしい4コマ漫画で楽しめるシリーズ。

哺乳類のほかに鳥類、両生類、爬虫類、昆虫、さらには植物など、幅広く生き物たちが登場!

章が春夏秋冬に分かれているので、実際の生き物観察にも役立ちます。

みみずく
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「生き物観察入門」などのコラムも実用的でオススメ!

ジャングルのサバイバル

科学漫画「サバイバルシリーズ」の大長編シリーズ。全10巻完結。

ボルネオのジャングルを訪れた主人公たちは、竜巻に巻き込まれ、メンバーのひとりが破傷風になってしまう。医師を探すため、ジャングルで出会った少女とともにジャングルを出ようとするが、突然変異によって巨大化した生き物たちが彼らを襲い…。

物語を通して、ジャングルの生物たちの生態や、サバイバル知識などを学べます。

みみずく
みみずく

猛獣たちとのバトルはハラハラドキドキ! その中で、生き物たちの生態の特徴が見えてきます

サバイバルシリーズ

主人公たちがトラブルに遭遇しながらも、サバイバル知識と科学知識で乗り越えていく大人気科学漫画シリーズ「サバイバルシリーズ」。

もちろん生物に関する物語もたくさん!

その中でもオススメの5作品をご紹介します。

みみずく
みみずく

「ナイトサファリのサバイバル」全2巻。停電になってしまったナイトサファリで、主人公たちは襲い掛かる猛獣たちから逃げ切れるのか!?というストーリー。

みみずく
みみずく

「深海のサバイバル」全1巻。主人公たちは特別な潜水艦&潜水スーツを使って、深海を冒険するが、トラブルが発生してしまい…。

みみずく
みみずく

「昆虫世界のサバイバル」全3巻。2023年7月に発行された改訂版。体が小さくなってしまった主人公たちが、昆虫世界からの脱出に挑む。

みみずく
みみずく

「地中世界のサバイバル」全2巻。体が小さくなる特殊スーツを着た主人公たちは、地中世界を探検していたがトラブル発生! アリやモグラなど、地中生物の生態を知らないとこの危機を脱出できなそうだが…。

みみずく
みみずく

「干潟のサバイバル」全2巻。こちらも主人公たちが体が小さくなる特殊スーツを着て、トラブルに遭遇する話。カニの大群などから必死に逃れるが、今度は満潮になるピンチが主人公たちを襲う。

動物のお医者さん

1987年から1993年に連載された少女漫画ですが、今なお色あせない名作! 2013年に愛蔵版全6巻セットが、さらに2024年1月から新装版の発行が開始されています。

北海道にあるH大学獣医学部を舞台に、ハスキー犬やニワトリ、スナネズミなどを飼育している主人公のハムテルが、個性的な友人や大学教授と過ごす日常をコミカルに描いた作品。

基本的に1話完結で、獣医学部の様子や、動物たちについても学べます。

みみずく
みみずく

30年も前の作品ですが、私はもちろん、令和時代の小学生である長男も、声を出して笑ってしまうくらいこの作品がだいすき!

もやしもん

こちらの漫画から学べるのは、目に見えないほど小さな菌たち!

東京の農業大学を舞台に、「菌が肉眼で見える」という特殊能力を持つ主人公が、研究室の仲間たちと騒動を繰り広げるコメディー漫画。

味噌などを作るこうじ菌・オリゼーなど、「かもすぞー」と言いながら空中を漂う菌たちが、デフォルメされていてとても可愛いので、知らぬ間に名前を覚えてしまいます。

みみずく
みみずく

漫画は漢字のルビがなく、低年齢のお子さんには読みにくいかもしれないので、まずはアニメから視聴してみるのもオススメ!

ドラえもんの理科おもしろ攻略 生物がよくわかる

最後にご紹介するのは、おなじみドラえもん学習漫画シリーズ!

植物・昆虫・動物の知識の中で、中学入試問題によく出題される最重要ポイントをわかりやすく解説してくれます。こちらの基礎知識があると、生き物たちの理解もぐっと深まります。

みみずく
みみずく

ドラえもんの科学ワールドシリーズにも昆虫など生物関連はありますが、知識的な部分は漫画ではなくコラムになってしまっているので、「学習」という意味ではこちらのシリーズのほうがオススメ!

生き物を学べる漫画で楽しく知識を!

手に取りやすい1冊完結の4コマ漫画から、続きが気になる連載漫画など、「生き物を学べる漫画」は生き物同様に多種多様!

ぜひお子さんにぴったりの生き物漫画が見つかりますように。

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