セミ・カブトムシ・クワガタ・ホタル~夏の昆虫絵本

セミ、カブトムシ、クワガタムシにホタル…夏はたくさんの虫たちで賑わう季節です。

虫捕りを楽しみにしている昆虫キッズはもちろん、「虫にはあまり興味がない」というお子さんでも、セミの声を耳にしたり、店で販売されているカブトムシを目撃することもあるはず。

親子で読んでおきたい夏の昆虫絵本をご紹介します。

夏の昆虫絵本

夏は昆虫の季節だけあって、絵本の数も膨大です。

「セミ」「カブトムシ」「クワガタムシ」「トンボ」「ホタル」「カ」「その他」に分類してご紹介します。

セミの絵本

セミくんいよいよこんやです

「ノラネコぐんだん」シリーズでおなじみ、工藤ノリコさんのセミの絵本です。

モグラくんとセミのこくん

「ぎょうれつのできるおいしいえほん」シリーズで人気のふくざわゆみこさんの作品。

ぼく、あぶらぜみ

これを押さえておけば間違いなし! 福音館書店の「かがくのとも傑作集」よりアブラゼミの話です。

せみとりめいじん

手作りの道具を使ってセミを捕まえる方法を紹介。「セミ捕り」の視点から描いたセミの絵本です。

セミたちの夏

「小学館の図鑑NEO」の科学絵本シリーズ。イラストより写真のほうがわかりやすいという方にオススメ。

うまれたよ!セミ

「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズ。卵から成虫になるまでのセミの一生をわかりやすく学べます。

ようこそ!虫のぬけがら博覧会

セミといえばぬけがら! ぬけがらからセミの種類を調べたい方にオススメ。

カブトムシの絵本

カブトムシの音がきこえる

カブトムシの幼虫は土しか食べていないのに、なぜあんなに大きくなれるのか。カブトムシの最新研究が詰まった驚きの必読科学絵本!

かぶとむし かぶとむしの一生

福音館書店の「新版こんちゅうの一生シリーズ」より。

なつのもりのかぶとむし

夏の森の夕暮れ時、食事に向かうかぶとむしを追った絵本。

かぶとむしのぶんぶんちゃんうまれたよ

虫のあかちゃんが大きくなって、卵を産むまでをかわいらしいイラストで描いた「むしのたまごシリーズ」より。

うまれたよ!カブトムシ

「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズより。

じゅえきレストラン

夏、樹液に集まる昆虫はたくさん! 樹液レストランのお客さんをご紹介。

クワガタの絵本

わたし、くわがた

クワガタのメスにある小さなアゴは何のためにあるの? あえてクワガタのメスにスポットを当てた科学絵本。

くわがたむしのなつ

幼虫時代にイノシシに命を狙われ、成虫後はオオスズメバチに追い回され…。人間の知られざる虫のドラマを描いた1冊。

うまれたよ!クワガタムシ

「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズ。ジャポニカ学習帳の表紙写真を撮り続けた写真家・山口進さんの写真より。

ぼくらのひみつきち

都会から引っ越してきた少年が、田舎の子どもたちに誘われ、「ひみつきち」のクワガタのもとへ!

なつのいちにち

ひとりで虫捕りに挑戦した少年が、オオクワガタをゲットするまでのストーリー。

トンボの絵本

とんぼのぎんちゃんうまれたよ

虫のあかちゃんが大きくなって、卵を産むまでをかわいらしいイラストで描いた「むしのたまごシリーズ」より。

14ひきのとんぼいけ

おなじみ14ひきのねずみたちのシリーズ。子どもたちがトンボ池で出会った生き物とは。

うまれたよ!ヤゴ

「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズより。

なつのおうじゃおにやんま

飛行能力に優れ、強靭な顎でスズメバチすら倒してしまう、日本最大のトンボ・オニヤンマの生態に迫ります。

おかえりあかとんぼ

ヤゴから脱皮して大人になったアカトンボ。彼らが夏をどこで過ごし、いつ赤くなるのかがわかる1冊。

ホタルの絵本

ほたるのよる

「水の上で静かに光るホタル」のイメージとは裏腹に、ホタルの大部分は陸に住んでる!? ホタルの豆知識を交えながら、ホタルの一生を描いた絵本。

ほたるホテル

こどものとも傑作集「やなぎむらのおはなし」シリーズより。ホタルのぴっかりさんと一緒に、やなぎむらメンバーでホテルの準備を始めます。

のねずみチッチとほしのみずうみ

のねずみのチッチが家族とお出かけ。ラスト、湖に飛び交う美しいホタルのシーンは幻想的!

うまれたよ!ホタル

「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズより。

ホタルの光をつなぐもの

私たちが見ているホタルの光は、1億年以上にわたりホタルが命を繋いできた一瞬の輝き。ホタルを通して長い時間の流れを見つめた1冊。

カの絵本

やぶかのはなし

なぜカは生き物を刺し血を吸うのか。知っているようで知らないカの生態を描いた絵本。

その他の夏の虫絵本

よるになると

昼は休み、夜に活動する生き物。逆に昼に動き、夜は休む生き物。同じ場所での昼と夜の顔を見ることができる1冊。

じめんのしたの小さなむし

地面の下の幼虫といえばカブトムシが定番ですが、こちらはハナムグリ! 身近にいるのにあまり生態が知られていないハナムグリの姿を描いた作品。

オオムラサキのムーくん

日本の国蝶・オオムラサキが羽化するのは夏! オオムラサキの一生を描いた絵本です。

ぞうきばやしのすもうたいかい

第一試合はカナブン対タマムシ、第二試合はカマキリとダンゴムシ。さまざまな虫たちが登場し、特徴を掴んだ戦い方を見せてくれます。

むしとりにいこうよ

男の子が虫に詳しいお兄ちゃんと一緒に虫捕りへ! さまざまな虫を見つけだす楽しさと喜びに満ちた絵本。

夏の虫 夏の花

夏の身近な虫と花、645種類を描いた図鑑絵本。

なつやすみ虫ずかん

クワガタ、トンボ、コオロギ、ハチ…さまざまな虫を緻密なイラストで描いた図鑑絵本。

すごい虫ずかん ぞうきばやしをのぞいたら

雑木林にいる昆虫たちの夏の1日を追った1冊。昆虫の豆知識もついているのがうれしい。

すごい虫ずかん ひるの虫とよるの虫

昼と夜、地上と地中、さらには水中まで、普段見られない昆虫の世界を紹介!

夏の昆虫絵本で夏をもっと楽しもう

いかがでしたか?

夏の昆虫絵本はとにかく膨大! それでも一度読んでおくと、夏がもっと楽しくなる知識が得られます。

親子でハマる1冊が見つかりますように。

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